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CIRCLES日本橋馬喰町で
実現する多様な働き方
「アクティビティ アドレス オフィス」

株式会社イトーキ様 インタビュー
- CIRCLES 日本橋馬喰町 -

オフィス空間をはじめ、公共空間、専門空間、そして生活空間まで、人をとりまくさまざまな「空間」 「環境」「場」づくりをサポートする株式会社イトーキ。同社のEC事業を支えるWeb事業統括部は、多様な働き方を実現する新しいオフィスを目指して、2020年にCIRCLES日本橋馬喰町に入居されました。

Web事業統括部業務管理課の友井さんに、オフィスへのこだわりと今後のオフィスのあり方について 伺いました。

デザイナーと議論を尽くして作り上げた、こだわりのオフィス

CIRCLESにご入居されたきっかけを教えて下さい。

友井さん:物件の選定をリードしていた総務部から、我々の部署の要望に合う物件としてご紹介を頂きました。私自身も内見を行いましたが、スタイリッシュな外観、駅からの利便性、周辺環境、スケルトン天井の抜け感など、ネガティブな要素が一切なく、非常に良いと感じました。
以前のオフィスがあった新宿ではランチ難民になることが多かったですが、馬喰町の街を見て、思っていたよりもランチができるお店が多かったのも個人的には魅力を感じたポイントでした(笑)。

いまのこだわりが詰まったオフィスは、どのように出来上がったのでしょうか?

友井さん:我々の部署は3年程前にEC通販を事業の中心におく部隊として誕生しました。仕入、販売、カスタマーサポートまで全てのプロセスを30名程度対応する1つの小さな会社のような組織です。EC事業を運営する中で、撮影スタジオや商品開発ができるスペースが欲しいといった様々な要望があったものの、以前に入居していたビルはいわゆる普通のオフィスで、レイアウトの変更が難しい状況でした。

株式会社イトーキ Web事業統括部 業務管理課 友井 喜範 氏

CIRCLESへ移転することが決まった際に、様々なスペースを設けたオフィスをつくることを掲げて、何度もデザイナーと打ち合わせを重ねて、形を具体化していきました。
我々が一般のご家庭や個人向けに商品を販売している点も考慮して、アットホームな雰囲気の空間を意識したデザインを行なっています。例えば、エレベーターを降りてすぐのエントランスの扉は、木調の戸建住宅の玄関扉のような設えにしていて、会議室の壁にもアートを施したり、“Life Genic”をひとつのテーマに、“生活に寄り添った”工夫を随所に散りばめています。現在では、オフィスに留まらず、商品撮影のスタジオや、弊社が提供するランドセルの展示会やインスタライブの会場としても活用しています。

まさに”Life Genic”なオフィスですね。働いている方の距離感も意識されたのでしょうか?

友井さん:リラックスして、近しい距離感で会話しやすい、働きやすい空間を意識しました。直近はコロナで実現できていませんが、働いているメンバーが月に1回くらい事務所で集まってお酒を飲む場を設けやすいという点もオフィス選びの決め手になりました(笑)。

多様な働き化を実現する「アクティビティアドレスオフィス」

オフィスのコンセプトを教えて下さい。

友井さん:我々のオフィスは「アクティビティアドレスオフィス(※)」を実践することを目指して設計しています。社員が多様な働き方を実現できる空間にすることはもちろん、オフィス空間をオープンにすることで、我々自身がお客様に対するショールームとしての役割を果たしています。

アクティビティアドレスオフィスとは イトーキ様が提唱されている新しいオフィスのかたちです。オフィス内での多様な活動をサポートする6つの専用スペースで構成されています。

参考サイト:https://www.itoki.jp/solution/aao/

一般のご家庭や個人向け商品のショールームスペースと、撮影スタジオも併設。

働きやすい空間を実現するために、工夫されている点を教えて下さい。

友井さん:天然の木や自然の素材を多く使うことで、ナチュラルな雰囲気を演出しています。また、柔軟な働き方に合わせるために、フリーアドレス制度を導入し、集中スペースやリラックスできるスペースなど多様なスペースを設けています。

その他にも、様々な種類の椅子から好きなものを選べたり、上下昇降デスクの導入するなど細部にも工夫を凝らしています。

カフェの様なリチャージスペース。スタッフのマグカップや植栽が飾られ、“見せる”空間としての工夫が随所に。

CIRCLESのオフィスでは、無垢材の木床を設えたデザイン空間がありますが、そこにリチャージスペースとしてカフェのような内装を施し、メンバーのマグカップや植栽を飾って、思い思いの寛ぎ方、リフレッシュできる様な位置づけの場所として、うまく活用させていただいております。

新しいオフィスに対するメンバーの反応はいかがでしょうか?

友井さん:雰囲気については良いお声を頂くことが多いです。従業員だけでなく見学に来られるお客様や協力パートナーの方々が、我々のオフィスを見て、ここで働きたいと言って頂く機会もあり、大変嬉しい気持ちになります。

社員の満足度だけではなく、ショールーム効果を生んでいらっしゃるんですね。ビジネス観点での良い影響はありましたか?

友井さん:当社の商品だけを見て頂いても、商品を使って働いている雰囲気が伝わらないことがあります。本社のように多くの方が働いているオフィスですと、ひとりひとりの働いている様子が分かりづらいですが、我々のこのオフィスの規模感であれば、身近な距離感で働く様子を伝えることができます。 オフィスに訪問されたお客様や営業チームに、当社の商品をどのように活用しているかを、リアルな景色として“見せる”ことを意識することで、非常にご好評を頂いております。

解放的な環境で気分を切り替えられるテラスも魅力

自分たちの働き方が実験そのもの

テレワークが普及する中で、オフィスの価値を感じるのはどのような時でしょうか?

友井さん:お客様の問い合わせ対応時など、すぐに上司や同僚に相談したいといったシチュエーションでは、オフィスに社員が集まっていること・対面であることのメリットが大きいと思っています。

テレワークの良い面、改善点も見えてきましたし、出社・対面の良さ、必要性も社員それぞれが改めて実感しているところなので、このオフィスを使って引き続き柔軟な働き方の実験を重ねて、新たなオフィスの在り方を示すロールモデルになりたいですね。

新しいオフィスのあり方を自ら実践されている御社の熱い想いを感じました。本日は貴重なお話をありがとうございました!