CIRCLES

【募集窓口】三菱地所リアルエステートサービス

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営業時間/9:30~17:30(定休日/土・日・祝、年末年始)

深める、出会う、変わる。
人と人、アイデアと人が緩やかに重なり合い
変化を生んでいくコミュニティ・スペース

SHE株式会社様 インタビュー
- CIRCLES銀座 -

「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を作る」をビジョンに掲げて、女性のためのキャリアスクールを展開するSHE株式会社。CIRCLES銀座には、同社のフラッグシップ拠点の1つであるSHE Ginzaがご入居されています。

社員と受講生が交わる“球体型のコミュニティ”構築を目指されている同社がSHE Ginzaに込めた思いを、代表取締役CEO/CCOである福田恵里さんにお伺いしました。

CIRCLESが掲げるコンセプトに共感した

銀座に新たな拠点をオープンしようと思ったのはなぜですか?

福田さん:事業拡大のために、新しい拠点の出店を決めました。

我々のサービスはミレニアル世代の女性をターゲットにしているので、アクセスがよくかつ受講生も自分達も憧れる場所に拠点を作りたいと考えていました。最初の拠点が表参道だったので、東京の東側だと銀座しかない!と思い、このエリアでのオープンを決めました。我々が展開するスクール事業では受講生に拠点まで足を運んで頂くことがあるため、立地は非常に重要なポイントでした。

CIRCLESにご入居された決め手を教えて下さい。

福田さん:エリアを決めた後いくつかの候補をご紹介いただきましたが、価格やスペック等の条件面に加え、当時CIRCLESのコンセプト資料の中で「人が集まり輪ができる空間、コミュニティが生まれるオフィス」ということを意識されているのを見てその点もSHEにぴったりだなと感じました。

立地の良さ、新築、同等のスペックを持つ周辺物件と比較して魅力的な価格、すべての条件が良かったので他の物件と迷うこともなく、絶対にここが良いという確信を持って入居を決めました。

SHE株式会社 代表取締役/CEO/CCO 福田 恵里 氏

他の物件と比較した際に、CIRCLESのデザイン性はいかがでしたか?

福田さん:物件選びをしていた頃、CIRCLESはまだ竣工前だったのでコンセプト資料からセンスを感じるしかありませんでした(笑)

CIRCLESのスタイリッシュな雰囲気と、SHEのトンマナの違いはあったものの、建物自体の構造、天井の抜け感、可変性のあるレール照明など、そもそものデザイン性が高く、理想とする内装に活かせると感じました。

他の物件で多かったスケルトンでは、内装を1からデザインする必要があり、内装工事や原状回復等で多くの投資が発生します。その点、CIRCLESは元のデザイン性が高いためそのベースを活かしつつ自分達のこだわる点のみ手を加えれば良かったので、内装費用が抑えられたことも大変魅力でした。

あとは実際に入居してみて、屋上に設けられたテラス空間や、1階にカフェが入っているというのも、“普通のオフィス”とは違って素敵で便利だなと感じたポイントでした。特にカフェはこのオフィスに来るたび毎回利用しています。(笑)

内装はもちろん家具のひとつひとつまでこだわり、SHE Ginzaにこめた想いや世界観を表現。

来るたびにモチベーションが上がる空間

SHEGinzaのコンセプトを教えて下さい。

福田さん:コンセプトは「Make gradation in your life」です。

人と人、アイデアと人が緩やかに重なり合い変化を生んでいく。
人生における学び、出会い。その全ての経験が私たちの中に積み重なり命の色を深くしていく。
そんなあなたの人生のグラデーションを共に作っていきたい。

という思いを込めて内装をデザインしました。

コンセプトにもとづくテーマカラーはピンクからグリーンへのグラデーションになっており、テーマカラーで壁を塗っていったり、テーマカラーを施したグッズを置くことで統一感のある内装を作っていきました。自分達で手を加え想いを空間に表現していくことで、より愛着が湧き社員同士の一体感も生れましたね。

コンセプトの「MAKE GRADATION」を壁に手描きで表現。あたたかみと愛着を感じるエントランスに。
写真左側、受講生同士で本を貸し借りする「旅する本棚」。コミュニケーションが生まれるきっかけの場に。

コンセプトはどのように作られたのですか?

福田さん:SHEGinzaをオープンすることを決めた際には、社員が10名程度いたので、みんなが愛せる場所をつくるために社員全員で合宿を行い、コンセプトを固めていきました。

ディスカッションを進める中で「自分らしくいられる場所」、「仲間の頑張りが見える」、そしてそれらをきっかけに「個人の成長が生まれる」場所を目指したいと話し合っていました。

当初のイメージと、内装ができた後のギャップはありましたか?

福田さん:当初考えていた「深める、出会う、変わる」という使用イメージを感じて頂けている会員の方は多いと思います。

同時にプラスのギャップとして、働いている社員にも良い影響があったと感じています。オフィスが可愛くてワクワクする空間になることで、働いている場所に誇りを持ち、社員の帰属意識の醸成やモチベーションアップに繋がったことは嬉しい誤算でした。

社員の方のモチベートにも繋がっていらっしゃるのですね。スクールとオフィスはどのように使い分けされているのでしょうか?

福田さん:SHEでは受講生と社員を1つのコミュニティに属する役割の違う人として定義する“球体型のコミュニティ”を意識しています。そのため、スクールとオフィスを明確に区切ることはせず、1つの空間を共有する形を取っています。

受講生とスタッフが1つの空間を共有するオープンなレイアウトに。

現在はリモートワークも多いとお伺いしておりますが、どのようにオフィスを活用されていらっしますか?

福田さん:SHEGinzaをオープンして間も無くコロナの影響があったのは残念ですが、オフィス以外にもスタジオ、インタビュー、ライブ配信の会場など、様々な用途で活用できています。リモートワークが中心の働き方であっても、SHEにとってこの拠点は必要な場所、解約の予定は全くありません(笑)。

単なるオフィスではなく、ブランディングのためのフラッグシップ

今後の展望を教えて下さい。

福田さん:我々の展望としては、SHEGinzaに次ぐブランディングのためのフラッグシップとして、各主要都市に拠点を作っていきたいと考えています。

またSHEGinzaについては引き続き、拠点に集まる受講生や社員と一緒に場を作っていく有機的な空間にできると良いなと思います。単なる”ハコ”や空間ではなく、コミュニティを増長させるコンテンツを、オフィス内に散りばめていきたいと考えています。

お客様も巻き込みながら作っていく空間が将来どう進化するのか非常に楽しみです。本日は貴重なお話をありがとうございました!